スマート証憑管理は継続的に機能改善を行っています。そのため、本ページに掲載の画面は実際の画面と異なる可能性があります。
本ページではスマート証憑管理の基本的な使い方を説明します。
- ※ 画像部分をクリックすると、該当の操作を動画でご確認いただけます。
- ※【FAQ】のリンクをクリックすると、該当のサポートページを表示できます。
ご利用の前に
スマート証憑管理の利用にあたり契約管理システムの刷新に伴う移行処理が必要になる場合があります。
以下リンクよりご案内ページを表示して、画面に従って操作してください。
➡ご案内ページはこちら
※デスクトップアプリをご利用中の場合、あんしん保守サポートの契約が必要です。
※クラウドアプリをご利用中の顧問先は、利用開始手続きは不要です。
スマート証憑管理のサービス利用条件はこちらをご参照ください。
また、顧問先へ電子帳簿保存法への対応やスマート証憑管理の利用手続きを案内する場合は、以下FAQもあわせてご案内ください。
>【FAQ】スマート証憑管理を利用して電子帳簿保存法に対応するための事前準備
>【FAQ】スマート証憑管理の利用を開始する
<スマート証憑管理を起動する>
利用開始手続きが完了すると、マイポータル(Web)の「お使いの製品」に「スマート証憑管理」が表示されます。「製品を起動する」をクリックすると起動します。
弥生PAP会員またはデスクトップアプリをご利用の顧問先の場合は、デスクトップの「弥生 マイポータル」から「スマート証憑管理」をクリックすることでも起動できます。
「弥生ID ログイン」が表示されたら、お持ちの弥生IDでログインしてください。すでにログイン済みの場合は、ログイン者の氏名が表示されています。
1.スマート証憑管理の設定
スマート証憑管理が起動したら、[設定]メニューを選択して必要な設定を行います。
下の動画では、仕訳連携に関する設定のみご覧いただけます。
その他の設定については「設定メニューの説明を見る」をご確認のうえ、必要に応じて設定してください。
POINT:取引先ごとに仕訳科目を設定する
仕訳作成時の勘定科目/補助科目を、取引先ごとに設定することができます。
設定した内容は、[設定]メニューの[仕訳科目設定]よりも優先して使用されるので、個別の設定が可能です。
また、取引先登録時には国税庁のデータベースに登録されている取引先正式名称と照合して入力することができます。
▽具体的な操作手順はこちら
>【FAQ】取引先や仕入先などの取引先情報を登録する
>【FAQ】会計連携の仕訳科目を設定する
2.証憑をアップロードし、必要な情報を追加して保存
取引に使用した証憑をスマート証憑管理にアップロードします。
証憑のアップロードは、証憑区分(※1)ごとに行います。
証憑種別(※2)や電帳法種別(※3)を指定してアップロードすると、OCR機能を使った文字データ読み取りや、請求書区分の判定を、アップロードと同時に行うことができます。
※1 証憑区分(受領証憑/発行証憑(控))
※2 証憑種別(領収書/請求書/納品書/見積書/仕入明細書/その他)
※3 電帳法種別(電子取引/スキャナ保存/対象外)
POINT①:OCR機能を利用して入力作業を軽減できる
OCR機能を利用すると、証憑から日付や金額、明細情報などの文字データを読み取り、証憑の情報として設定することができます。
POINT②:「スキャナ保存」「電子取引」の要件チェックができる
電帳法種別で「スキャナ保存」「電子取引」を選択した場合は、入力必須項目を「*」で表示します。
また、メッセージが表示され、要件を満たすために必要な情報の設定漏れを防止します。
さらに「スキャナ保存」の場合は、解像度や諧調などの画像に関する適用要件を満たしているかどうかもチェックします。
POINT③:適格請求書の区分判定ができる
登録番号を入力すると、国税庁のデータベースへアクセスして登録番号の有無や有効性をチェックします。また、画面上の「適」マークの項目を入力することにより、適格請求書の要件を満たしているかどうかを自動判定します。
■ご注意■
「請求書に登録番号の記載はないが、契約書に記載がある」など、自動判定で判断できないケースがあります。
その場合は、自動判定後に手動で変更してください。
▽具体的な操作手順や設定する項目の詳細はこちら
>【FAQ】自社から発行した証憑を保管(アップロード)する
>【FAQ】取引先から受け取った証憑を保管(アップロード)する
>【FAQ】保管した証憑に情報を設定する
>【FAQ】OCRを実行する
>【FAQ】適格請求書の自動判定
参考:証憑画像をまとめてアップロード
複数の証憑画像をまとめてアップロードし、アップロードした後に、証憑種別(※2)や電帳法種別(※3)を一括設定することもできます。
ただし、この場合はOCRの実行、請求書区分判定を1枚ずつ個別に行う必要があります。
▽具体的な操作手順はこちら
>【FAQ】証憑の一括操作
(補足) 弥生販売やMisocaをご利用中の場合は、請求書発行時に証憑画像を自動的にスマート証憑管理へ保存することができます。操作手順は以下FAQをご参照ください。 |
3.弥生会計に仕訳を取り込む
情報の確認、保存ができたら、仕訳を作成して弥生会計に取り込みます。
複数の証憑を選択して、一括で仕訳作成することができます。
また、スマート証憑管理から自動作成された仕訳は、スマート取引取込の「未確定の取引」に登録されていますが、
スマート取引取り込みを起動せずに、直接弥生会計へ仕訳を取り込むことができます。
取り込んだ仕訳は弥生会計で確認、修正します。
POINT①:複数の証憑を一括で仕訳登録できる
一覧画面から仕訳作成したい証憑を選択して、まとめて仕訳を登録することができます。
POINT②:「証憑ビューアー」で仕訳に紐づいた証憑が確認できる
スマート証憑管理から自動作成された仕訳には、生成元の画像が紐づいています。
仕訳を取り込んだ後、[証憑ビューアー]ボタンをクリックするだけで、ご利用中の弥生会計から対象の証憑を確認することができます。
また、「証憑ビューアーから「スマート証憑管理」を表示して、情報の確認や修正をすることもできます。
▽必要な設定と具体的な操作手順はこちら
>【FAQ】弥生会計製品に仕訳を登録する
>【FAQ】ブラウザーでスマート取引取込を表示せずに弥生会計に直接取り込む
参考:スマート取引取込から仕訳を取り込む
スマート取引取込を起動して、作成された仕訳の内容を確認してから取り込むこともできます。
▽必要な設定と具体的な操作手順はこちら
>【FAQ】未確定の取引 :弥生会計(やよいの青色申告)
◆登録済み仕訳に証憑を登録する◆
弥生会計の仕訳日記帳、帳簿、振替伝票から、登録録済みの仕訳に、レシートなどの画像を証憑として後から登録することができます。
(スマート証憑管理から自動作成した仕訳や既に別のサービスから証憑を登録済みの仕訳、スマート取引取込から取り込んだまとめ仕訳を除く)
登録した証憑は、スマート証憑管理に保管されます。
直接手入力した仕訳や、口座連携により取り込んで自動作成された仕訳などにご利用いただけます。
▽必要な設定と具体的な操作手順はこちら
>【FAQ】登録済みの仕訳に証憑を登録する
◆補足◆ 複数名で使用する場合
スマート証憑管理を複数名で使用する場合は、使用する職員の弥生IDにライセンスの割り当てが必要です。
(スマート証憑管理ではライセンス利用料金は発生しません)
ライセンスの割り当て方法については、以下をご参照ください。
>【FAQ】ライセンスの割り当てを変更したい